楽器(リコーダー・ギター・バイオリン・ピアノ等)の処分と買取や捨て方(廃棄)、引き取りや回収、処分費用の相場・リユースの方法も解説/口コミ・評判あり
使わなくなった楽器は、種類によって捨て方が異なります。基本的な処分方法をまとめると以下の通りです。
- 寄付する
- リユース業者に売却する
- 自治体のゴミの日に捨てる
- ピアノなどの大きい楽器は専門業者に依頼する
一口に楽器といっても、学校で使っていたリコーダーや趣味で扱っていたピアノなどさまざまです。リコーダーのような小さい楽器は、自治体の家庭ゴミとして捨てることも可能なのですが、大きい楽器は粗大ゴミとして出せないので注意が必要です。楽器の正しい処分方法を確認しておきましょう。
使わなくなった楽器の処分方法4つ
使わなくなった楽器は、①リユース業者に売却、②寄付をする、③家庭ゴミとして捨てる、④専門業者に処分を依頼するという4つの方法で処分します。処分のポイントをまとめると以下の通りです。
- 使えるものはリユース業者に売却する
- 売却が難しいものは寄付も考える
- 使えないものはゴミとして処分する
- 処分する場合、楽器の大半は粗大ゴミになる
- 小さい楽器は可燃ゴミや不燃ゴミとして処分できる
- ピアノなどの大きい楽器は粗大ゴミとして処分できないので専門業者に依頼する
楽器の大きさによって処分方法は異なります。さらに、家庭ゴミとして処分する場合は自治体のルールもしっかりと確認するようにしましょう。
リユース業者に売却する
音がきちんとなって、まだまだ使える状態にある楽器は、売却による処分を検討しましょう。リユース業者や楽器店に買取を依頼すれば、状態やメーカーによっては高値で買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、状態が悪かったり、壊れていたりする楽器は買取価格がつかないこともあります。再利用できない楽器は、売却による処分ができない可能性もあるので、その場合は別の処分方法を検討しましょう。
寄付をする
売却処分することができなかった場合は、その楽器に興味があるビギナーの方や保育園・幼稚園、児童養護施設、楽器スクールなどに寄付するようにしましょう。たとえば、ピアノやオルガンは寄付すると喜ばれます。
家庭ゴミとして処分する
壊れているものや寄付や売却ができなかったものは、ゴミとして処分することになります。楽器は大きいものが多いので、基本的には粗大ゴミになります。粗大ゴミの捨て方は以下の通りです。
- 粗大ゴミ回収を行うセンターへ問合せする
- コンビニなどで粗大ゴミ処理券を購入する
- 粗大ゴミ処理券を楽器に貼り付ける
- 指定された場所に楽器を運び出しておく
ただし、リコーダーのような小さい楽器は、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分できることもあります。自治体のルールを確認しておきましょう。
専門業者に依頼する
ピアノなどの大きい楽器は、粗大ゴミとして受入れ可能のサイズを超過していることがあります。この場合は、不要になっても粗大ゴミとして出すことができません。このような大型の楽器は、専門業者が存在しています。
専門業者に回収を依頼すると、回収費用がやや高額にはなりますが、壁などに傷をつけないように運び出してくれるので安心です。粗大ゴミの規定をオーバーするものは、その楽器を専門に処分する業者に依頼しましょう。
楽器の種類で処分方法は変わる?
楽器の種類で処分方法は、変わることになります。代表的な楽器の処分方法を確認していきましょう。
リコーダー・・・プラスチックゴミ・可燃ゴミ
学校で使われるリコーダーは、サイズが小さいので粗大ゴミとして出す必要はありません。学校でよく使われる黒と白のリコーダーはプラスチック製なのでプラスチックゴミとして処分します。
また、木製のリコーダーは、可燃ゴミとして処分できます。
トランペット・フルート・サックスなど管楽器・・・粗大ゴミ(自治体によっては不燃ゴミ)
学校の部活動などでよく使われるトランペット・フルート・サックスなどの管楽器は、粗大ゴミです。
しかし、一部の自治体では指定のゴミ袋に入れば不燃ゴミとして処分可能の場合もあります。管楽器を粗大ゴミとするか不燃ゴミとするかは、自治体によってまちまちですので、お住いの自治体のルールに従って処分しましょう。
ギター・・・粗大ゴミ
一辺30cm以上は粗大ゴミとしている自治体が多いため、基本的にギターは粗大ゴミとなります。不燃ゴミ扱いとしている自治体はありませんので、粗大ゴミとしてきちんと処分しましょう。
ドラムセット・・・粗大ゴミ
ドラムセットもギターと同じように粗大ゴミ扱いとなります。粗大ゴミとして正しく処分しましょう。
ピアノ・エレクトーン・・・専門業者に回収を依頼する
サイズが大きく重量もあるものは粗大ゴミとしての処分ができません。ですので、ピアノやエレクトーンは粗大ゴミとして処分ができない自治体がほとんどです。大型の楽器の処分を請け負っている専門業者に依頼を行うようにしてください。
なお、自治体に相談をすれば地元の指定業者を案内してもらえることもあるので、業者選びに悩んだら相談をしましょう。
楽器を処分する前にやっておきたいこと・注意点
楽器を処分する際にやっておきたいことは、楽器のメーカーや年式、状態などを確認しておくことです。楽器を売却処分する場合は、これらの状態が必ず必要になります。さらに、売却をしたいのならば、楽器の状態をなるべくよくしておき、付属品をそろえておくのも大切です。
次に、ゴミとして処分するならば、大きさや重さなどを確認し、粗大ゴミになるのか専門業者に依頼をしなくてはならないのかを確認しましょう。
おわりに:楽器を処分するならば自治体のルールをしっかりと確認しよう
楽器は大きさによって、粗大ゴミ扱いになるのか否かが異なってきます。加えて、どの楽器を粗大ゴミとするのかは、自治体ごとに異なってきます。
ですから、楽器を処分する場合は、必ず自治体のルールを確認するようにしましょう。
なお、楽器は寄付やリユース業者に売却することもできます。愛着があって、まだまだ使える楽器ならば、再利用による処分を検討してみてください。