ソファの処分と買取、回収や廃棄(捨て方)、引き取り、処分費用と相場・リユースの方法も解説/口コミ・評判あり
ソファはリビングのある家ならば置いてあることも多いはず。しかし、大型の家具であるソファはどのように処分すればいいのか悩んでいる人も多いでしょう。
ソファには、「絶対にこのように処分すること」といった取り決めがありません。ですから、いくつか存在する処分方法の中から、自分に合ったものを選ぶ必要があります。
ソファの処分方法は、①分解して自治体のごみ収集に出す、②粗大ごみとして処分する、③新しいソファを購入する店舗で引き取ってもらう、④リユース業者やリサイクルショップに売却、の4つがあります。
詳しく確認していきましょう。
ソファの処分方法3つ
それぞれの方法の概要とメリットデメリットを確認していきましょう。
分解して自治体のごみ収集に出す
ソファはそのままでは自治体のごみ収集に出すことはできません。自治体ごとに異なりますが、基本的に長さが30㎝以上のごみは粗大ごみとして出すように決められています。
ですから、30㎝以上の大きさがあるソファを自治体のごみ収集に出すならば、小さく切断し分解する必要があります。
加えて、ソファはコイルスプリングといった金属素材も使われています。ですから、素材ごとに分類し、可燃ごみ・不可燃ごみに分けなくてはなりません。ただし、この方法は工具も必要ですし、部屋が散らかったりして手間がかかります。ですので、小型のソファなら良いかもしれませんが、大型のソファにはおすすめできません。
- メリット:無料で廃棄できる
- デメリット:手間がかかる
粗大ごみとして処分する
お金はかかりますが、粗大ごみとして自治体に引き取ってもらうのが最も一般的な処分手段といえるでしょう。
自治体にインターネットや電話で申し込みをして、ソファを回収してもらう日を決めます。その後、ソファの処分費用として「有料ごみ処理券」を購入します。「有料ごみ処理券」はコンビニなどでも購入できます。
有料ごみ処理券はシールになっていますので、ソファの目立つ場所に貼りつけて、申込の際に決めた「収集日・時間」に「指定収集場所」にソファを出しておきます。
ただし、粗大ごみとして処分する場合、ソファを回収場所まで自分で運ばなくてはなりませんし、回収日が希望の日になるとも限らないので、その点は注意しておきましょう。
- メリット:手続きが簡単
- デメリット:自分で回収場所に運ぶ必要がある
新しいソファを購入する店舗で引き取ってもらう
古くなったソファを処分して新しいソファに買い替える予定の場合、新しいソファを購入する店舗で古いソファを引き取ってもらえることもあります。新しいソファの配送と古いソファの処分を一度に済ますことができるので手間がかかりません。ただし、店舗によっては、そもそもそういったサービスを行っていないこともあるので事前に確認しておきましょう。
- メリット:新旧ソファの入れ替えがスムーズ
- デメリット:購入する店舗によっては下取りサービスがない
まだ使えるソファの処分方法
まだ使えるソファは、リユース業者やリサイクルショップなどで買い取ってもらえる可能性があります。
ソファは数年使用すると座面がへたったり、日焼けしやすいので、有名ブランドのもので状態が良い場合は高く買い取ってもらえる可能性があります。買取査定は基本的に無料してもらえますので、とりあえず査定してもらうのもおすすめです。
処分にかかる費用は?
ソファは分解して、自治体のごみの日に出せば無料で処分できます。ただし、大型のものの場合は、分解するのが難しいこともあるでしょう。このような場合は、自治体の粗大ごみで有料で処分することになります。
粗大ごみの場合は、料金は大きさによって異なりますが数百円~2千円程度の自治体が多いようです。※2m超えの大型のものだと粗大ゴミとして出せない場合があるので注意しましょう。
基本的にソファを廃棄しようとすると、お金がかかることを知っておきましょう。
状態の良いものならば、リユース業者や買取専門店に売却できる可能性があるので処分費用がかからないこともあります。新品価格が3万円以上のソファの場合、0円買取で、お金を使わずに処分できたケースもあるようです。ただし「他に回収品がある場合のみ0円買取可能」など、条件がある場合があります。
またエリアが対応しているか、時間帯の指定をするか、建物の状況(エレベータの有無など)によっても金額が変わります。ですので、まずは業者に査定依頼しておきましょう。処分・回収前にやっておきたいこと
処分・回収前にやっておくべきことは、回収する日時や搬出経路を確保しておくことです。
まず、粗大ごみとして処分するにせよリユース業者に依頼するにせよ、希望の日時を伝えて、日程調整をする必要が出てきます。カレンダーを確認して、いつならば都合が良いかを決めておきましょう。加えて、ソファは大きな家具です。ですから、ドアなどをきちんと通り抜けられるか、他の家具が邪魔で動かせないということはないか、といった点を確認して搬出経路を確保するようにしておきましょう。
おわりに:処分方法を比較して適切にソファを廃棄しよう。
ソファには、「絶対にこうしないといけない」といった処分方法やルールは存在しません。分解して自治体のごみの日に出したり、業者に依頼したりして処分しましょう。
ただし、処分方法によって費用は異なりますし、自分で運び出せない場合は粗大ごみとして処分することはできません。また、状態の良いソファならば買い取ってもらえる可能性も高いので、業者に相談してみましょう。