マットレスの処分と買取や捨て方(廃棄)、引き取りや回収、処分費用の相場・リユースの方法も解説/口コミ・評判あり
マットレスにも寿命があるのをご存じですか?古くなったマットレスを使い続けると、睡眠の質が低下するので注意が必要です。
いらなくなったマットレスの正しい処分方法は、①粗大ごみとして処分、②ゴミ収集センターまで自分で運ぶ、③リユース業者やリサイクルショップに売却する、④新品購入時にお店に引き取ってもらう、の4つがあります。
マットレスの正しい処分方法について、さらに詳しく説明していきます。
ベッドの処分をしたい方は、こちらから詳細をご覧いただけます。
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マットレスの買い替え時っていつ?
体の重さを跳ね返す力が弱くなってきたら、マットレスは買い替え時です。
・低反発マットレス:3~5年
・高反発マットレス:6~8年
・ポケットコイルマットレス:8~12年
・ボンネルコイルマットレス:7~10年
・ファイバー マットレス:6~8年
・ラテックスマットレス:6~8年
引用元:マットレスの買い替え時期における目安
メーカーによっても異なりますが、買い替え時期まで使っていなくても中央部がへこんでいたり、寝返りを打ったときに、マットレスの中からきしみ音がしたりすれば、寿命がきたと考えて買い替えましょう。
劣化したマットレスをそのまま使っていると、肩こりや腰痛、睡眠の質の低下などが発生してしまいます。
また、マットレスを長持ちさせるには、定期的に回転させたり、湿気対策を普段から行い、手入れするのも大切です。
マットレスの処分方法4つ
マットレスは、以下のような方法で処分可能です。
粗大ごみとして処分
マットレスは、通常のごみとして処分はできませんが、粗大ごみとして処分することができます。事前に収集の申し込みをし、自治体指定の販売所で「ごみ処理券」を購入しましょう。ごみ処理券の値段は自治体ごとに定められています。
例えば、東京都杉並区の場合だとマットレスは400円で処分ができますが、スプリングがあるものは処分ができないようです。各自治体でルールが異なりますので、ホームページで処分できるかどうか確認しておきましょう。
粗大ごみとして処分するならば、玄関先や指定収集所まで、マットレスを自分で持っていかなくてはなりません。マットレスは重たいですから、力の弱い方は大変です。
また、粗大ごみの収集日は平日が多いです。そのため、社会人の場合は、朝の忙しい時間帯にはマットレスを出している時間がないこともあるでしょう。
粗大ごみとして出すならば、マットレスを安い値段で処分できますが、時間帯や体力的な面で大変というデメリットもあるのです。
ゴミ収集センターまで、自分で運ぶ
もしもマットレスを運べる力はあるものの、平日は忙しいという人は、地域のごみ収集センターに自分で持ち込む方法がおすすめです。
数百円程度(東京都杉並区の場合、一律1品400円)で処理してもらえますし、平日24時間対応・土曜日も受付のセンターがあるので、自分の予定に合わせて持っていくことができます。
利用方法は自治体によって異なりますが、事前予約不要でそのまま持って行ってもよい場合が多いようです。
リユース業者やリサイクルショップを利用する
まだまだ使える状態のマットレスならば、リサイクルショップといった買い取りを行っている業者に引き取りを依頼する手段もあります。
出張対応している業者なら、自宅まで引き取りに来てもらえますし、値段がつけばお金を受け取ることも可能です。
ただし、マットレスといった寝具は、「一度誰かが寝ていたものは使いたくない」と考える人が多い商品ですので、有名ブランドの高級マットレスでシミや破れのないマットレスは、高額で買い取りをしてもらいやすいようです。
新品購入時にお店に引き取ってもらう
新しいマットレスに買い替える予定なら、購入先の店舗が行っている「引き取りサービス(下取り回収)」を利用できる可能性があります。
新しいマットレスの購入と引き換えに、古いマットレスを処分でき、古いマットレスの運び出しなども行ってくれるので便利です。
重くて大きいマットレスを自分で搬出するのが大変な方は、利用を検討してみましょう。ただ、店舗によっては、サービスを行っていないこともありますのでご注意ください。
マットレスの大きさや厚さ、種類で処分方法はかわる?
マットレスは大きさや厚さが異なりますし、種類もコイルや樹脂素材などさまざまです。粗大ごみとして捨てる場合は、自治体によってはスプリングが入っているマットレスは処分できませんが、それ以外の処分方法であれば種類によってかわるということはありません。
ただし、大きいサイズのものは処分費用がやや高額になります。 また、ウォーターベッドの場合は、中の水を抜いて小さくできれば、燃えるごみとして無料で処分も可能になってきます。
処分・回収前にやっておきたいこと
マットレスを処分・回収する前にしておきたいことは、搬出方法の確認です。
どのような方法で処分するにせよ、部屋や家から搬出できなくてはなりません。エレベーターに入るのか、玄関や部屋のドアから出せるのか、廊下は通れるのかといったことを確認しておきましょう。
マットレスの配送時は、圧縮されていることも多いです。ですから、「部屋の中に入っているのだから当然搬出も容易なはず」と考えないことです。必ず運搬や搬出に支障がないかを確認しておきましょう。
おわりに:正しい方法でマットレスを買い替えよう
マットレスは、種類によって買い替え時も異なります。毎日長時間使うものなので、古いものは処分し、常に状態がいいものを使うようにしましょう。
古いマットレスは、①粗大ごみとして処分、②ゴミ収集センターまで自分で運ぶ、③リユース業者やリサイクルショップに売却する、④新品購入時にお店に引き取ってもらう、の4つの処分方法で処分できます。
いずれの方法もそれぞれメリットとデメリットがありますし、費用の相場も異なります。自身にとって最適な方法を考えて、マットレスを捨てるようにしましょう。