洗濯・ランドリーラックや乾燥機の処分はどうしたらいい?捨て方・処分方法とは?買取・引取・回収の方法も解説
衣類の乾燥機も家電リサイクル法の対象です。粗大ごみや不燃ごみとして処分することはできません。リサイクル料金や手数料を支払って処分・回収してもらう必要があります。
壊れた乾燥機の正しい処分方法は、①店舗に引き取ってもらう、②指定引取場所に自分で持ち込む、③市区町村が指定する業者に収集・運搬依頼する、の3つがあります。
まだ使える状態であれば、①リユース業者やリサイクルショップなどの買取専門店に売却する、②フリマアプリやオークションを利用する、の2つの方法があります。
乾燥機の正しい処分方法について、さらに詳しく説明していきます。
洗濯機の処分をしたい方は、こちらから詳細をご覧いただけます。
洗濯機を処分・廃棄したい人のエコ回収・買取口コミ | 不用品回収・処分の前に【エコ回収】
故障した乾燥機の処分方法3つ
故障した乾燥機はリサイクル料金2,300円~3,000円(税別)程度を支払って処分する必要があります。処分依頼の方法としては以下のようなものがあります。
お店に引き取りを依頼する
乾燥機を購入する場合、新しい乾燥機を購入する家電量販店に古い乾燥機を引き取ってもらえます。
新しい乾燥機を搬入してもらう時に、古い乾燥機を引き取ってもらえるので、入れ替えがスムーズに行えるメリットがあります。リサイクル費用と収集・運搬費用を支払う必要はありますが、キャンペーンなどで収集・運搬費用を少し安くしてもらえることもあるようです。
また、購入時に「古い乾燥機はどうされますか? 引き取りましょうか?」と案内してもらえることもあるので、依頼しやすいメリットもあります。
新しい乾燥機に買い替える予定がないならば、故障した乾燥機を購入した家電量販店に依頼するようにしましょう。この場合もリサイクル料金と収集・運搬費用を支払う必要がありますが、比較的費用を抑えて処分をすることができます。
お店に依頼できないなら指定引取場所に自分で持ち込む
乾燥機を購入する予定がなく、故障した乾燥機の購入店舗がわからない場合は、指定引取場所に自分で持ち込むのもおすすめです。
かかる費用はリサイクル料金と振込手数料のみになりますので、最も安く壊れた乾燥機を処分することができるでしょう。自分の車などで持っていける場合は、指定引取場所に直接持っていく方法が一番早く、収集・運搬料も不要なのでおすすめです。
リサイクル料金は、乾燥機のメーカーを確認し、郵便局の窓口で料金郵便局振込方式の家電リサイクル券(払込票つき)を受け取り、払込書と家電リサイクル券に必要事項を記入の上、事前に振り込みをしておく必要があります。
郵便局での手続きの手順や指定引取場所の所在地については、「RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター」に掲載されていますので確認しておきましょう。 ※簡易郵便局では家電リサイクル券を受け取れない場合があるようです。事前にお近くの郵便局へお問合せください。
お住いの市区町村が指定する業者に収集・運搬依頼する
指定引取場所へ自分で持ち運ぶことができない場合は、お住いの市区町村が指定する業者に収集・運搬依頼をする方法がおすすめです。
市区町村の清掃課に問い合わせ、許認可のある業者を紹介してもらいましょう。市区町村が指定する業者ですので、法律違反の恐れがなく安心して利用できます。
費用はリサイクル料金と収集・運搬料金が必要です。地域によって異なりますが、指定引取場所へ自分で持ち込む場合と同様にリサイクル料金を郵便局で事前に支払うか、収集運搬業者に直接、リサイクル料金と収集・運搬料金を支払うようです。
リサイクル料金は一般財団法人家電製品協会のホームページで事前に確認できます。収集運搬料金は、依頼する収集運搬業者によって異なりますので事前に確認しましょう。
まだ使える乾燥機の処分方法
まだ使える乾燥機も基本的には故障しているものと同じ方法で処分することができます。
ただし、まだ動く場合はリユース業者やリサイクルショップなどで買い取ってもらえる可能性もあります! メーカーや使用年数、大きさ、状態によっては、値段がつかず、リサイクルショップの場合は引き取りを断られてしまう場合があります。
販売された時期も比較的新しく、使用頻度も少ないものならば、購入した代金とさほど変わらない値段で引き取ってもらえる可能性もあるので、まずは一度査定依頼してみましょう。
また、オークションやフリマアプリを利用して売ることもできます。 その場合は、梱包に手間がかかることや、どうしても配送料が高くなるため、手戻りする金額はあまり期待できないかもしれません。
処分にかかる費用は?
乾燥機は、家電リサイクル法の対象家電です。お店に依頼する場合や、自分で指定引取場所へ持ち込む場合、収集運搬業者に依頼する場合は、リサイクル料金2,300円~3,000円は絶対に必要になってきます。指定引取場所に自分で持ち込む場合以外は、さらに収集・運搬費用が必要になってきますから、処分は絶対に有料になってくるといえるでしょう。
ただし、製造年が新しくて壊れていないならば、リユース業者や買取専門店に売却できる可能性があるので費用がかからないこともあります。
処分・回収前にやっておきたいこと・・・修理できないか確認を!
乾燥機を処分する前にやっておきたいこととしては、まず、故障した場合は修理に出せないかを確認しておくことです。
処分や回収にもお金が必要になってきます。メーカーや販売店舗の保証期間内ならば修理してもらったほうがお得な場合があるのです。特に、販売から5年以内で壊れたものの修理ならば無料あるいは数千円で直してもらえる可能性もあります。
また、リユース業者などに買取を依頼するならば、乾燥機の内側や外側などをきれいに掃除して汚れやほこりを取ることが大切です。また、説明書や付属品があれば買取金額が向上する傾向にあるので、あわせて提出するようにしましょう。
おわりに:正しい処分方法で乾燥機は廃棄しよう!
乾燥機は、「新しい乾燥機の購入店舗」や「処分したい乾燥機を購入した店舗」で回収してもらえます。もしも、店舗での回収が難しいならば、直接「指定引取場所」に持ち込むという処分方法もありますし、市が指定する収集運搬業者に依頼してしまうのもよいでしょう。
乾燥機の状態がかなり良いならば、リユース業者やリサイクルショップなどに買い取ってもらえる可能性も高いので、査定依頼を検討するようにしてください。